この記事では、中古のテレビは買ってはいけない?について書いています。
安いテレビがほしい!と思っている人の中には、中古のテレビの購入を考えている人も多いのではないでしょうか。
中古であれば、高額な大型テレビも安く手に入りますよね!
しかしその一方で、「中古のテレビは買わない方がいい」という話を聞いたことがあるかもしれません。
そのような話を聞くと、いくら安いとはいえ購入するか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、中古のテレビは買ってはいけないのか、またそのように言われる理由や購入時の注意点についても解説します。
中古のテレビの購入を考えている人は、これから解説する「買う時の注意点」を参考にして選ぶと失敗しませんよ!
中古のテレビは買ってはいけない?
それでは早速、中古のテレビは買ってはいけないのか紹介します。
結論から言うと、中古のテレビは買ってもいいです。
最近の中古のテレビは、未使用のものや状態の良いものも多く販売されています。
中古のテレビは、新品同様のものが安くなっていてお得です!
しかし中には、状態の悪いものもあるため注意してください。
- 液晶に傷や汚れがある
- 映像に線が入る
- 映像が乱れる
- 音にノイズが入る
- 音が出ない
- 起動しないジャンク品
たとえ中古で安く買えたとしても、使えなければ意味がありませんよね。
そのため「中古のテレビは買わない方がいい」となってしまうのです。
しかしこのようなトラブルは、いくつかの点に注意するだけでかなり防ぐことができますよ。
中古のテレビを買う時の注意点は?
それでは中古のテレビを買う時は、具体的にどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
中古のテレビを買う時の注意点を6つ紹介します!
- 年式が新しいものを選ぶ
- 傷や動作の確認
- 大手テレビメーカーを選ぶ
- HDMI端子・B-CASカードの確認
- リモコンの動作を確認
- 保証期間があるものを選ぶ
1つずつ詳しく解説します。
年式が新しいものを選ぶ
内閣府の『消費動向調査』によると、テレビの寿命は約10年です。
つまり長く使いたいなら、使用回数の少ない「あまり使っていないテレビ」を選ぶべきです。
しかし、どれくらい使ったかは、商品を見ただけではわかりません。
そこで、使用回数の判断材料となるのが製造年式です。
もちろん「年式が新しい=使用回数が少ない」とは、一概に言えません。
しかし単純に考えて、年式が新しいものは古いものに比べて寿命が長い可能性が高いです。
使用回数が確認できない以上は、トラブルを防ぐために年式が新しいものを選ぶ方がいいでしょう。
目安としては、2〜3年以内の年式のものを選んでくださいね!
年式は、テレビの裏のシールに「〇〇年製」と記載されています。
傷や動作の確認をする
テレビの傷や動作は、必ず確認しましょう!
液晶に傷がある場合は、よく見ると映像に線が入っていたり、映像が乱れることもあるため注意が必要です。
また中古のテレビの場合は、年式が新しく綺麗なものであっても「テレビが映らない!」ということもよくあります。
- 液晶に傷がないか
- 電源が付くか
- 映像に乱れがないか
- 音は出るか
- 反応が悪くないか
このような状態が確認できないため、メルカリなどのフリマアプリはおすすめしません。
しかも大型商品のテレビは、送料が高くなるため「返品は受けつけません」という場合も多いです。
中古のテレビは、状態が確認できる実店舗での購入が安心ですね!
実店舗では、リサイクルショップなどで販売されています。
- セカンドストリート
- ハードオフ
- ゲオ
販売スタッフに、商品の状態をしっかり確認しましょう。お店によっては、その場で動作確認してもらえますよ!
大手テレビメーカーを選ぶ
中古の場合、聞いたことがないメーカーを選ぶのはリスクが高いです。
そこで中古のテレビは、実績があり品質の評価も高い大手テレビメーカーのものを選ぶといいでしょう。
おすすめのテレビメーカーは3社!
- ソニー
- パナソニック
- 東芝
この3社は、実績もあり評価が高いです。
- ソニーの「ブラビア(BRAVIA)」
- パナソニックの「ビエラ(VIERA)」
- 東芝「レグザ(REGZA)」
特にパナソニックの「ビエラ(VIERA)」は、品質の高さが評判ですよ!
有機ELパネルは繊細な上、修理費用も高額になります。
「新品で買った方が安かった…」とならないためにも、商品の状態は念入りにチェックしてくださいね。
それでも心配な人は、家電量販店などで新品を買うことをおすすめします!
HDMI端子・B-CASカードの確認
テレビのHDMI端子は、主にDVDレコーダーなどと接続する時に使用するもので、HDMIケーブルを繋げることで機器同士の通信が可能になります。
- DVD/ブルーレイレコーダー
- パソコン
- ゲーム機
現在はHDMI端子が付いたテレビがほとんどですが、古いものだと付いていないものもあります。
HDMI端子を使用する機器と接続したい場合は、テレビにHDMI端子が付いているか確認してください。
また、B-CASカードの確認も大切です。
B-CASカードはデジタル放送を視聴するのに必要なもので、このカードがないとテレビを観ることができません。
最近のテレビにはB-CASカードの代わりにチップが内蔵されていますが、古いテレビの場合はB-CASカードが必要になることが多いです。
B-CASカードの状態が悪いと、テレビが映らないことがあるため注意してください。
B-CASカードの買い替えが必要な場合は、送料込み2,160円(税込)で再発行できます!
B-CASのHPから申し込みましょう!
購入前には、B-CASカードの状態もよく確認してくださいね。
リモコンの動作を確認する
リモコンの動作確認も忘れずにしましょう!
- 電源が入るか
- チャンネルの切り替え
- 音量の調整
リモコンの反応をしっかり確認しましょう!
また安く販売されているテレビの中には、そもそもリモコンが付いていないものもあります。
「安いと思ったらリモコンがない」とならないように、付属品の確認も忘れずにしてくださいね!
保証期間があるものを選ぶ
中古のテレビを買う場合は、保証期間があるとかなり安心です!
保証期間は、「メーカー1年+家電量販店〇年」であることが多いでしょう。
しかし保証には購入時のレシートなどが必要になるため、中古のテレビは対象外になる可能性があります。
そこでおすすめしたいのが、独自の保証サービスを行っているリサイクルショップで買うということです!
- 商品
- 返金保証書
- 購入時のレシート
他にも、ハードオフでは最大1年の保証期間があり、返金や無料で修理してもらえます。
1年間は、他と比べてもかなり手厚いサービスです!
保証期間や条件は商品によって異なるため、購入時には保証内容もしっかり確認してくださいね。
中古のテレビを買うメリットは?
中古のテレビを買うメリットは、やはり安いということでしょう!
価格は、年式やサイズによって変わりますが、5,000円以下のテレビもあります。
パナの2013年製中古テレビ 2000円で買ったが
— P@ssion promethia (パップロ) in japan🇯🇵 (@e3hSoYJ5091JRGU) September 7, 2023
カ~ちゃんくぎ付けでござるよ
数ヶ月テレビの液晶の真ん中にヒビが入ったままの生活だったんだけど、同じ43インチでしかも22年製のピカピカの中古テレビを近所で40000円でゲットできて今年一買ってよかったものかもしれない🔥ほんとに画面綺麗で安く買えてうれしい🥺✨✨
— アマンダ@横浜ほしよみ堂 (@Amanda___astro) September 1, 2023
中古のテレビは、故障のリスクもありますがそれを超える安さが魅力ですね!
確かに年式が古いものも多いですが、比較的新しくて綺麗なものもたくさんあります。
中には、未開封や未使用などの掘り出し物もありますよ!
中古のテレビは、購入前にしっかり状態をチェックすることでトラブルを防ぐことができます。
さらに保証サービスを利用すると、中古のテレビで失敗する確率はかなり低くなりますよ!
【結論】中古のテレビはどんな人におすすめ?
最後に「まだ中古のテレビを買うか迷う」という人に向けて”どんな人におすすめなのか”を紹介します。
- 安さを重視する人
- 小さい子供がいる家庭
- 一時的にテレビがほしい人
このような人には、中古のテレビがおすすめです。
小さい子供がいると「おもちゃを投げる」「テレビ画面を叩く」などで液晶パネルが壊れることもよくありますよね。
子供が小さいうちは「とにかくテレビが映ればいい」という人は、中古のテレビを買いましょう。
他にも単身赴任などで「一時的にテレビがほしい」という人にも、中古のテレビがおすすめです。
単身赴任の期間が終わればテレビは不要になるため、テレビの寿命にこだわる必要がありませんよね。
中古のテレビは、とにかく安さを重視する人におすすめです!
中古のテレビを買う時には、本記事で紹介した6つの項目をチェックしてくださいね!