この記事では、LGとTCLのテレビはどっちがいいのかについて書いています。
今や一家に1台どころか1人1台持っていてもおかしくないテレビ。
テレビ番組を見るだけでなく、動画を見たりゲームやパソコンのモニターにするなど用途もさまざまです。
できるだけ値段を抑えたいという人におすすめなのが、LGやTCLといった格安メーカーのテレビ。
でも、どっちがいいのか、どんな違いがあるのか気になりますよね。
テレビは頻繁に買い替えるものでもないから、できるだけ自分に合ったものを選びたいもの。
そこで今回は、LGとTCLのテレビを徹底比較!
それぞれの特徴やおすすめポイントをまとめているので、テレビ購入の際の参考になると嬉しいです。
LGとTCLのテレビどっちがいい?
それでは早速、LGとTCLのテレビどっちがいいのか紹介していきます。
結論から言うと、
最先端技術を搭載したきれいな画質でテレビを楽しみたいならLG、
コストパフォーマンスに優れたサブのテレビを探しているならTCLがおすすめです。
LGは韓国、TCLは中国の家電メーカー。
テレビの価格についてはサイズによっても大きく差が出てくるので、値段で「どちらがいい」と決めることはできません。
そうなると、選ぶポイントになってくるのはテレビの性能ではないでしょうか。
多岐にあふれた機能の中で、自分がテレビに何を求めているかも重要になってきます。
ここからは、LGとTCLのテレビのそれぞれの特徴や違いについて詳しく紹介していきます。
LGの特徴
LGは韓国を代表する大手家電メーカーで、世界第2位のシェアを誇るため日本でもおなじみですよね。
そんなLGの特徴は4つ。
- LGといえばの有機ELテレビ
- AIサウンドプロ搭載
- マウスのように使えるマジックリモコン
- インテリアになじむ今までにないデザイン性
LGの特徴で1番大きいのは、有機ELテレビではないでしょうか。
有機ELテレビは有機ELパネルを搭載したテレビで、なんといっても映像のキレイさが特徴。
鮮明でありながら色のコントラストがはっきりした大迫力の映像を楽しむことができます。
大型の有機ELパネルの製造をしているのはLGだけなので、まさに有機ELテレビ=LGといってもいいでしょう。
せっかくきれいな映像なら音にもこだわりたいですよね。
音楽映像なら楽器の音までクリアに聞きたいし、ニュース映像であればはっきりと声を聞きとりたいもの。
そんな人のためにLGのテレビは「AIサウンドプロ」を搭載しています。
立体音響技術の「ドルビーアトモス」搭載のテレビなら、音が縦横無尽に移動。
まるで映像作品の中に入り込んだかのような立体的な音があなたを包み込むでしょう。
また、操作性にもこだわっているのがLGテレビのおすすめポイント。
LGオリジナルの「マジックリモコン」は、まるでパソコンのマウスのようにポインターを好きな方向に動かせます。
スクロール用ホイールと一緒に使えば、誰でもストレスフリーで操作ができますね。
インテリアにこだわっている人にもLGのテレビはぴったり。
基本的に薄型なので、壁掛けにしたときにまるで絵画のように飾ることができます。
有機ELテレビを選ぼうと思ったらどうしても大型テレビになるので、薄くて良い意味で存在感を消せるのは助かりますね。
別売りの「フロアスタンド」「ギャラリースタンド」を使えば、まるで絵画作品のようにテレビを飾ることができますよ。
以上のことから、こだわりの映像と音楽でテレビを楽しみたい人にLGのテレビはおすすめです。
TCLの特徴
TCLは中国の家電メーカーで、Panasonicとも委託契約を結んでいることから注目を浴びています。
そんなTCLの特徴は4つ。
- 全てのモデルがスマートテレビ化
- QLED採用なのに低価格
- 一瞬でゲームモードに切り替えられる
- 薄型で無駄のないデザイン
まず、ひとつめの特徴はTCLのテレビは全てのモデルがスマートテレビ化しているということです。
スマートテレビとは、テレビ自体をネットにつなぐことで、まるでスマホやパソコンのように扱えるテレビのこと。
Amazonプライムや各種配信サービスを利用しようと考えている人には欠かせない機能です。
TCLのテレビには全てにGoogleTVが搭載されているので、自宅にWi-Fiさえあればテレビが届いたその日のうちに配信サービスが即利用できますよ。
また、どのモデルも全体的に低価格で、購入しやすいというのもTCLの特徴です。
例えば、より広い色彩で鮮やかな映像が楽しめるQLEDを搭載したテレビの価格をTCLとLGで比べてみましょう。
TCL「C645シリーズ」55型 | 89,800円(税込) |
LG「55QNED80JQA」55型 | 107,000円(税込) |
同じ大きさでも、TCLのほうが17,200円安くなっています。
LGのように有機ELテレビはないため映像の美しさでは一歩劣るところはありますが、「値段を抑えてそこそこいいものが欲しい」という人の需要はしっかり満たしています。
普段ゲームをすることが多い人にもTCLはおすすめ。
というのも、テレビに接続しているゲーム機の電源を入れると、自動でテレビをゲームモードに切り替えてくれるからです。
ゲームモードではALLM(自動低遅延)により、自動的に表示遅延を軽減。
映像が遅れると動作に影響が出て上手く操作できないこともありますが、TCLのテレビならストレスなくゲームを楽しめますね。
また、フルスクリーンを搭載しているTCLのテレビは、画面のフチが薄いため見た目もスタイリッシュ。
無駄をそぎ落としたシンプルなデザインで、映像を楽しむことに特化しています。
どのモデルもGoogleTV搭載、さらに豊富なサイズが揃っていて低価格。
コストパフォーマンスの高いTCLのテレビは、寝室や子どもの部屋など、2台目以降のテレビとして使っている人が多くいます。
映像のきれいさよりも、コストパフォーマンスの高さを重視したい人やゲームをよくする人にTCLのテレビはおすすめです。
LGとTCLの違い
ここからは、LGとTCLの違いについて5つの項目で比較していきます。
LG | TCL | |
---|---|---|
映像 | 有機ELパネル搭載8K対応 | QLED搭載 |
音 | ドルビーアトモス搭載 | ドルビーアトモス搭載 |
ネット環境 | スマートテレビでないものもある | 全モデルGoogleTV搭載 |
サイズ | 32型~97型有機ELテレビは42型以上のみ | 32型~98型 |
その他 | 別売りのサウンドバーをつければより立体的な音を楽しめる | ゲームモードにすればストレスなくゲームが楽しめる |
コントラストがはっきりした鮮明な画像が楽しめる有機ELパネルは、TLCにはないLGならではの技術。
視野角が広く、横からテレビを見たときも正面から見たときと同じように画面を見ることができます。
一方、TLCではQLEDを搭載。
映像のきれいさではどうしても有機ELには劣る部分もありますが、それでもこれまでの液晶テレビに比べると画面は鮮やか。
HDRに対応するWCG(広色域)を採用しているから、表現できる色合いがグンとアップしています。
「LGのテレビを買うからには有機ELテレビを」という人も多いかと思いますが、有機ELテレビは42型以上しか用意がありません。
有機ELパネルにこだわらなければ、LGもTCLも32型から98型(LGは97型)までサイズが揃っており、部屋の広さや用途に合わせて好きに選ぶことができます。
LGのテレビとTLCのテレビは映像にこそ違いがありますが、その他に関してはそこまで大きな差はありません。
ですので、「テレビに何を求めるか」で選ぶといいでしょう。
LGのテレビはどんな人におすすめ?
LGのテレビがおすすめなのは、以下にあてはまる人です。
- 画質の良さを重視したい人
- メインとなるテレビを探している人
- テレビをインテリアとしても使いたい人
LGテレビは有機ELパネルを採用し、これまでにない鮮やかな美しさの映像を映し出すことができます。
視野角を広げることで、横から見ても正面から見たときと同じ画面を見られるので、リビングなどみんなで見る用のテレビに最適。
一緒にサウンドバーを併用すれば、映画館さながらの映像と音を体験できます。
また、良い意味でテレビの存在感を消せるのもLGの特徴。
まるで絵画のようにテレビを置けるので、インテリアにこだわっている人にもおすすめです。
TCLのテレビはどんな人におすすめ?
TCLのテレビがおすすめなのは、以下にあてはまる人です。
- 値段を抑えたい人
- ゲームをよくする人
- 2台目のテレビを探している人
TCLのテレビはコストパフォーマンスに優れているのが特徴。
有機ELパネルこそないですが、QLEDを搭載した最新のテレビがLGに比べて数万円安く販売されています。
寝室や子どもの部屋に置く用など、2台目のテレビを探している人は手に入れやすいのではないでしょうか。
ゲームモード搭載で、ストレスなくゲームが楽しめるのもポイント。
また全モデルにGoogleTVが搭載されているので、パソコン代わりに使いたい・ゲーム用にしたいなど、趣味として使うテレビを探している人におすすめです。
まとめ
LGとTCLのテレビを比較してまとめました。
LGもTCLも業界内では知られている有名なメーカー。
テレビにもそれぞれの特色があります。
LGのテレビは画質にこだわりたい人、TCLのテレビはコストパフォーマンスに優れたサブのテレビを探している人にぴったりです。
自分がテレビに何を求めているかで、LGかTCLかを選びましょう。