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折り畳み自転車は買ってはいけない!?デメリットと理由まとめ

折りたたみ 自転車 買っては いけない

この記事では、折りたたみ自転車は買ってはいけないについて書いています。

車に乗せて運んだり、室内に収納可能だったりと利便性の高い折り畳み自転車。

タクシーや電車、飛行機にだって乗せることができるので旅行先でも使用できます。

しかし折り畳み自転車は買うべきではないという話もよくききます。

折り畳み自転車は高価な買い物なので失敗は避けたいですよね。

今回は折り畳み自転車を買ってはいけないといわれている理由について、メリットとデメリットを合わせて紹介していきます。

折り畳み自転車のデメリットは?買ってはいけない理由

折り畳み自転車 デメリット

それでは早速、折り畳み自転車のデメリットについて紹介していきます。

主に5つの理由があります。

  • 壊れやすく整備が必要
  • 重たい
  • かごなどの収納スペースがない
  • 不安定である
  • 長距離は向いていない

壊れやすく整備が必要

折り畳み自転車は一般的にタイヤが小さく、車体の真ん中から半分に折り畳めるタイプが主流です。

折り畳める構造上、可動部分にゴミが溜まりやすかったり錆付きやすかったりします。

折り畳み機構が破損・異音といったトラブルを起こす頻度も高いです。

拭く・油を差すといった定期的なメンテナンスを行い、自転車屋で定期的に点検をしてもらう必要があります。

一般的に購入から2ヵ月・半年・1年後に自転車屋で点検を行い、その後は1年に1回の点検をおすすめします。

費用は自転車屋によって異なりますが、購入時にその後の点検がお得になるパックを販売しているショップが多いので、利用した方がいいですね!

例えばサイクルベースあさひで購入し、サイクルメイトに加入すると3年間点検が無料になります。公式ショップで購入するとお得なサービスをオプションとしてつけれます。

実際、フレーム折り畳み部分の溶接部破損が原因の事故によってリコールがかかった自転車も過去にありました。

事故を防ぐためにも点検・メンテナンスは重要といえます。

またトラブルは安い折り畳み自転車に多いため、1~2万円程度の安すぎる自転車を購入するのは注意が必要です。

重たい

折り畳み自転車は部品を溶接して造られているため、どうしても部品が多くなってしまい重たいです。

最近では企業努力によって10キロ以下を実現している軽いタイプもありますが、一般的な物だと13キロ前後が主流です。

クロスバイク・ロードバイク・ミニベロと比べると2キロ程重たく、成人男性が片手で何とか運べる重さになります。

軽さを重視すると不安定さが増すため、ある程度の重さは必要です。

購入前に、実際に折り畳んだ状態で腕が疲れることなく持ち運び可能か確かめると良いでしょう。

折り畳み自転車は室内保管がベースのため、エレベーターのないアパート・マンションの上階に住んでいる方にはおすすめできませんね。

かごなどの収納スペースがない

小さくなるのが最大のメリットであるため、かごや荷台などの収納スペースは基本的にありません。

普段使いを検討している場合、買い物・通勤・通学といった荷物があるシチュエーションだと思いますが、荷物はハンドルにかけるか肩にかける必要があります。

かごがあるタイプを購入すると折り畳んだ時に大きくなってしまうため、折り畳み自転車の最大のメリットが活かされません。

自転車を買い物のために使用したい方にはコンパクトな折り畳み自転車は不向きといえます。

どうしてもかごが欲しいならば着脱式かごの後付けをおすすめします。

不安定である

折り畳み自転車は普通の自転車と比較して小さめのタイヤホイールです。

タイヤの大きさは乗り心地・スピード以外に安定性に影響してきます。

小さいタイヤは安定性が悪く、坂道や段差を上ると転倒する危険性があります。

ハンドルも折りたためる形状になっているため力が加えにくいです。

坂道を上る時にはハンドルに力を入れますよね。折り畳み自転車は坂道・段差が弱点といえます。

長距離は向いていない

折り畳み自転車はアウトドアや輪行にもってこいなアイテムですが、毎日使用する場合にはおすすめできません。

通勤・通学で毎日乗車するならば、折り畳み自転車ではなく普通の自転車の購入を検討しましょう。

毎日使用すると必然的に長距離の移動となります。

タイヤの小さい折り畳み自転車は、段差の衝撃によってハンドルがふらつきやすいです。

タイヤの回転数も多いため、長い時間乗るほど疲労が高まります。

目安として、5キロを超えるような距離を毎日走るのは避けましょう。

また、折り畳み自転車ですから折り畳むことが前提です。

毎日の使用は室内に保管したり、折り畳みが面倒くさいと感じたりすること間違いなしです。

折り畳み自転車のメリットは?

買ってはいけないといわれる折り畳み自転車ですが、もちろんメリットもたっぷりです。

メリットを知るとやっぱり折り畳み自転車が欲しいと感じるはずですね!

室内や倉庫に保管できる

折り畳み自転車を室内保管すると、盗難・劣化・いたずらといった嫌なトラブルから完全に守られます。

折り畳み自転車は「折りたためる」のが最大のメリットなので、折り畳んで室内保管しましょう。

駐輪場のないアパート・マンション住まいにも室内保管できるので最適です。

室内の他にも車のトランクに収納すれば外出先でいつでもサイクリングを楽しめます。

ブランドによっては20秒であっという間にたためる自転車もありますよ。

持ち運びが可能である

折り畳むと小さくなるため、電車や車、飛行機にだって簡単に持ち込めます。

専用の輪行袋を使用すれば見た目もスタイリッシュです。

いつも一緒にお出かけを楽しめますよ。

小回りがきき軽快に走れる 

タイヤホイールが小さいことはデメリットでしたが、メリットにもなり得ます。

走り出しが軽く、小回りがきいて走行が軽快です。

素早い方向転換・スピードの素早い加速は折り畳み自転車の得意分野になります。

異変に気づきやすい

こまめなメンテナンスが必要なため、異変があればすぐに気づくことができます。

街中で走行中、急なパンクやチェーンが切れて困った経験はありませんか。

毎回折り畳んで収納していれば、使うたびに点検できるのでそのような事態に陥ることはありません。

折り畳み自転車は専用の部品が多いのですが、公式ショップで購入すれば修理・点検もしっかり対応してもらえますよ。

折り畳み自転車にはお得に買える時期が存在します。

もし、購入する気になった方はぜひ参考にしてください!

【結論】折り畳み自転車はどんな人におすすめ?

折りたたみ 自転車 買っては いけない

メリットやデメリットを紹介しても、「結局買おうか迷っている」という方は多いですよね。

その気持ちはとても分かります。私もかなり迷いました。

そんな方のために、どんな人におすすめのか紹介します。

結論を言うと、駐輪場がなく室内保管が必要な人・盗難が心配な人・アウトドアが好きな人におすすめです。

逆に通勤・通学で毎日長距離を走るような使い方には向いていません。

天気の良い休日にちょっと遠くのパン屋さんに出かけたり、知らない土地に持ち運んでサイクリングを楽しんだりと生活が豊かになること間違いなしです。

「輪行」という言葉があるようにお気に入りの自転車と共に旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

折り畳み自転車に関するよくある質問

折り畳んだ時の大きさはどのくらいですか。
自転車のインチ数によって変わってきます。一般的な20インチで想定して、平均90×60×35cm前後です。玄関に置ける大きさです。
折り畳み自転車はどこで買うのがいいですか。

ホームセンターやドン・キホーテにも販売されていますが、折り畳み自転車は普通の自転車と比較してメンテナンスの回数が多くなるため、アフターサービスがしっかりしている公式ショップで購入しましょう。

折り畳み自転車はどこで買う?お得に買う方法は?

スーツケースに入れて飛行機に乗せたいです。
小さく畳めるタイプを選べば可能です。スーツケースに入れることを想定したつくりになっている物もあります。物によってはコインロッカーにも入りますよ。
本当に簡単に折り畳めますか。
畳み方はメーカーによって異なりますが、畳みやすさを重視するならばパタンと2つに折って長方形になるタイプがおすすめです。慣れてくれば10~20秒で畳めますよ。
電車に乗せてもいいって本当ですか。
本当です。ただし、輪行袋に入れる・ラッシュ時には持ち込まないといった最低限のルールは守りましょう。

まとめ

折り畳み自転車は毎日使用する方には向いていませんが、輪行・アウトドア好きな方にとっては魅力がたっぷりです。

室内保管が必要な方も折り畳み自転車なら安心ですね。

お気に入りの1台を見つけてお出かけをもっと楽しい時間にしましょう。