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IHクッキングヒーターは後悔する?ガスコンロとどっちがいい?特徴比較

ihクッキングヒーター 後悔

この記事では、IHクッキングヒーターの後悔について書いています。

最近、徐々に普及しているIHクッキングヒーター。

安全性掃除のしやすさからこれから購入を検討されている方も多いですよね。

しかしIHクッキングヒーターを実際に使ってみて後悔している人はかなりいます…。

今回はなぜIHクッキングヒーターは後悔する人が多いのか、またIHクッキングヒーターとガスコンロの比較をしています。

これから新たに引っ越しをする方や新築物件を購入される方、リフォームを検討中の方は必見です!

後悔しないコンロ選びの参考にしてください。

IHクッキングヒーターで後悔しやすいポイントは?

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それでは早速、IHクッキングヒーターで後悔しやすいポイントをご紹介します。

フラットなデザインやガスコンロに変わるキッチンシステムとして人気の高いIHクッキングヒーター。

ではどんな時に後悔しやすいのでしょうか?ポイントを3つご紹介します。

調理しにくい

IHクッキングヒーターはヒーター部分である円の中だけの温度が上がる仕組みです。

そのためフライパンを振る時など、ヒーター部分から離れる調理をする際にセンサーがうまく反応せず調理しにくいことがあります。

例えばIHで調理しにくいのは以下のような時です。

  • チャーハンを作るためにフライパンを振るとき
  • オムレツを作るためにフライパンをトントンするとき
  • 焼き物に焦げ目をつけたい時

煮物など鍋を動かさずに使用する場合は問題ありません。

しかし鍋を動かしながら料理する時に使いにくさが際立ってしまい後悔する人が多いです。

使用できる鍋の種類が少ない

IHクッキングヒーターでは、使用するフライパンに制限がかかります。

MEMO

IH専用やガス火・IH兼用と書かれたものなら使用可能ですが、アルミや銅、ガラスやセラミックの素材の鍋には対応していないIHが多いです。

普段使う鍋をIH専用のもので揃えれば問題ありません。

しかし、市販のアルミ鍋セットを調理しようとしたらIHは使えなかった!なんてこともありますので注意して買うようにしてくださいね。

注目

最近ではオールメタルのIHも増えてきています。

オールメタル素材の機種を選べばアルミなどのフライパンも使用できますが、機能がいいとその分高価になってしまうという面もあります。

停電時に使えなかった

IHは電気で動くものなので、当然ですが停電時は全く使えなくなります。

災害は滅多に起きることではありませんが、緊急時に使えずガスコンロにしておけばよかった…。と後悔する人も。

停電時の対策として、卓上ガスコンロや蓄電池などを災害用品として用意しておくと何かあった時にも安心です。

IHクッキングヒーターとガスコンロはどっちがいい?

ih 後悔

IHクッキングヒーターの後悔しやすいポイントが分かったところで、「結局ガスコンロとどっちがいいの?」という点について解説していきます。

IHクッキングヒーターとガスコンロはどちらにもメリット・デメリットがあり、自分の生活スタイルや重視する点で選ぶことが大切です。

結論から言うと、

IHがおすすめなのは掃除が苦手な人や小さな子供がいる人

ガスコンロがおすすめなのは料理にこだわりがある人ですね!

それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

メリットデメリット
IH・掃除しやすい
・部屋が暑くなりにくい
・安全性が高い
・火事の不安が少ない
・火力調整しにくい
・使える鍋に限りがある
・ヒーターの表面が焦げ付きやすい
ガスコンロ・火力調整しやすい
・様々な鍋を使える
・停電時でも使用できる
・掃除しにくい
・IHより安全性に欠ける
・部屋が暑くなる

ここからは、IHとガスコンロのメリット・デメリットを解説しています。

両者についてよく理解して選ぶようにしましょう!

IHクッキングヒーターのメリット

IHクッキングヒーターのメリットは4つあります。

  1. 掃除しやすい
  2. 部屋が暑くなりにくい
  3. 安全性が高い
  4. 火事の不安が少ない

IHはフラットな構造なので掃除が非常にしやすく、毎日のお掃除はサッと拭くだけ。

また周りに熱が伝わりにくいので部屋も暑くなりにくくなります。

夏場の料理はとにかく暑くて作るのがイヤになる方は多いと思いますが、IHならガスコンロよりも快適に料理できますよ。

さらにIHはヒーター部分のセンサーに反応した時のみ熱を発するため、やけどの心配が少なく安全性に優れています

MEMO

子供が勝手にボタンを押してしまっても、センサーが反応しなければ熱を発しないため安全です。

またIHは周りに引火する恐れもないので火事の不安も少なくなります。

例えば、料理中に使用することの多いキッチンペーパーをコンロの周りに置いている方も多いと思います。

ガスコンロを使用していて料理の火が高く上がり、キッチンペーパーに引火して火事になってしまった事案も多くあります。

IHでは火が高く上がってしまうということ自体が起きないので非常に安心です。

IHクッキングヒーターのデメリット

IHクッキングヒーターのデメリットは3つ!

  1. 火力調整しにくい
  2. 使える鍋に限りがある
  3. ヒーターの表面が焦げ付きやすい

IHは火力調整がしにくいという声が多いです。

ガスコンロと違って細かな調整がしにくく、さらにセンサーが反応しないと発熱しないため、料理が途中で中断してしまうことも。

また使用できる鍋の素材に制限が多くあるためフライパンや鍋を購入する際にはしっかりと確認が必要です。

注意

現在ガスコンロを使用していて新たにIHの購入を検討されている方は、いまお使いの鍋やフライパンが使用できなくなる場合も。

さらにIHのヒーター表面が焦げ付きやすいというデメリットもあります。

料理の汚れがヒーター部分に残ったまま次の料理をしてしまうと、その残りがどんどん加熱され焦げ付きの原因になってしまいます。

特に白色の天板の場合この焦げ付きは非常に目立ってしまいます。

料理をしたあとは必ず拭き掃除をするように心がけてください。

ガスコンロのメリット

続いてご紹介するのはガスコンロについて。

メリットは主に3つ!

  1. 火力が強く、調理しやすい
  2. さまざまな鍋を使える
  3. 停電時も使用できる

ガスコンロの最大のメリットは、調理のしやすさです。

これはダイレクトに料理の味に繋がるので、料理にこだわりがある人にはガスコンロがおすすめですよ。

MEMO

「炙る」「焦がす」などのちょっとした工程も簡単にできるので料理をより楽しむことができます。

またさまざまな素材の鍋に対応しており、バリエーションに富んだ料理を楽しめます。

IHと違ってガスコンロは乾電池式のものが多く、停電時も使用できます。

赤ちゃんがいる家庭では緊急時でもミルクを温めることができるので安心ですね。

またこういった緊急時はやはりみんな緊張して疲れてしまいますが、暖かい食事や飲み物で心を落ち着かせることができるのも大きなメリットです。

ガスコンロのデメリット

次にご紹介するのはガスコンロのデメリット。

  1. 掃除しにくい
  2. IHより安全性に欠ける
  3. 部屋が暑くなる

ガスコンロのデメリットとしてまず思い浮かぶのは掃除がしにくいことです。

五徳やコンロの隙間に油や汁が入り込みやすいので、きれいに保つにはとにかくこまめな掃除が重要です。

また、ガスコンロの安全性はIHより劣ってしまいます。

五徳に合わないサイズの鍋を使用するとグラグラして鍋が倒れてしまうこともあり、火傷などがないように注意が必要です。

MEMO

小さなお子様がいる家庭の場合は特に注意するようにしてください。

さらにガス漏れによる一酸化炭素中毒の可能性もあるので使用方法をよく守るようにしましょう。

ガスによる加熱は周りにも熱が伝わりやすく、部屋が暑くなりがちです。

夏場はこの暑さで料理をする気が失せてしまう人も多く、夏バテに繋がってしまいます。

【結論】IHクッキングヒーターがおすすめなのはどんな人?

最後に、メリットもデメリットを聞いてもIHクッキングヒーターにするか迷っている方に「どんな人におすすめなのか」をご紹介します。

IHクッキングヒーターがおすすめな人の特徴は4つあります!

  • 小さな子供がいる人
  • 掃除が苦手な人
  • オール電化の人
  • 料理にそこまでこだわらない人

小さな子供がいる人

IHのメリットのひとつに安全性が高いことがありました。

私も幼児を育てていますが、小さい子ってお手伝いをしてくれる時やかまってほしい時など、何かと調理中のキッチンに入ってくることがありますよね。

危ないから入っちゃダメ!とつい言ってしまいますが、IHの場合はフラットな作りのため鍋が倒れる心配が少なく、小さな子供がいても安心感があります。

掃除が苦手な人

IHはフラットな作りのため、掃除はサッと拭くだけ

ガスコンロの場合は五徳を外してたわしでゴシゴシ汚れを落としたりと、何かと手間がかかります。

掃除は苦手だから少しでも簡単に済ませたいという人にIHはぴったりですよ。

オール電化の人

オール電化とIHの相性は抜群で、光熱費のコストを抑えることができます。

さらに太陽光発電での自家発電を利用することでさらなる節約も可能です。

料理にそこまでこだわらない人

ガスコンロとIHクッキングヒーターでは、料理の味に差が出るとよく耳にします。

実際、飲食店でもガスコンロを使用しているお店がほとんどですよね。

これは調理のしやすさや火力の強さが影響していると思いますが、いずれにしても料理にこだわりがある人にはIHはあまりおすすめできません。

火力を細かく調節したい人はガスコンロを選ぶと間違いなしですよ。

まとめ

今回はIHクッキングヒーターの後悔ポイントのご紹介とガスコンロとの比較をしました。

IHクッキングヒーターで後悔するポイントは3つです。

  • 調理しにくい
  • 使える鍋の制限が多い
  • 停電時に使えない

IHは細かな火力調節が難しいです。料理にこだわりがあり美味しい料理を毎日自分で作りたいという人がIHを選んでしまって後悔することが多いです。

ガスコンロと違い、IHでは使用できる鍋に制限が多くあります。

鍋を購入の際はIH専用やガスコンロ・IH両用のものを選ぶようにしましょう。

またIHでは停電時に使用できず後悔したという声も多いです。

対策として蓄電池や卓上ガスコンロを災害用として準備しておくと安心です。

結論として、IHクッキングヒーターがおすすめな人の特徴は4つ!

  • 小さな子供がいる人
  • 掃除がイヤな人
  • オール電化の人
  • 料理にこだわらない人

IHクッキングヒーターとガスコンロはどちらも一長一短です。

選ぶ際には自分の生活スタイルや家族構成、重視するポイントから選ぶことが最も大切です。

購入後の後悔を無くして、満足のいくキッチンにしましょう!