この記事では、社内SEのうつ病をテーマに書いています。
どうも、コピーライターのゆうともです。
就職サイト・転職サイトには書かれていない本音を実際にインタビューして皆様にお届けする記事です。
今回はIT系の人気職種「社内SE」です。
たた、前回の記事とは真反対…。転職に失敗した方へのインタビューです。
IT系のお仕事はブラックな企業が多いという傾向があります。
そんなブラック業界のIT土方から抜け出せるのが「社内SE」と言われています!
社内SEへの転職は多くの方が憧れるITのホワイト企業です。
しかし、そんな憧れだったはずの「社内SE」への転職が成功したはずの彼は何故、退職することになったのでしょうか。
社内SEでうつ病になった後、どのようなキャリアを進んだのかをインタビューしてきました!
※社内SEが天国と言っていた方のインタビューは下記から飛べます。
文系から社内SEになったらツラい?実際に働く人に聞いてみた
インタビューお引き受けいただいた方
お名前:Oさん
年齢: 34歳
性別:男性
勤務年数:2年(現在は退職済み)
勤務地:東京
会社内容:社員数6000人ほどで塾の運営や教材販売などを主としている
役職:無し
インタビュー依頼を引き受けて頂きありがとうございました!
社内SEでうつ病になった?
ゆうとも
早速ですが、ご連絡いただいた時、うつ病の経験があると言っていましたよね?
それは、社内SEとして働いている時ですか?
これは、会社のせいではなく自分の問題ですが・・・
Oさん
初めての転職だったという事もあったのでそれもあるかと。
社内SEで働いている人でうつ病になった人ってあまり聞かないですよね?
Oさん
ゆうとも
なので失礼ですけど、すごく興味がありました!笑
でも、社内SEは職場環境的にホワイトになりやすい職種なので仕事が辛すぎるというのはあまりないと思います。
自分の友人も社内SEに転職して楽しそうです!
Oさん
それは働く人のキャリアプランとかスタンスによって変わると思います。
Oさん
社内SEに疲れた理由
ゆうとも
でも、入社した会社でのキャリアステップとしてはITの何でも屋へのステップしかなかった。
Oさん
Oさん
ゆうとも
向いていないと感じた点はコミュニケーションとスキルの面といった感じでしょうか?
社内SEはコミュニケーション能力がすごく必要ですし
様々な仕事をこなしていく能力が足りず勉強するのも疲れました。
それを楽しむ事が出来れば楽しい仕事なんだと思います。
Oさん
どんな仕事でも向き・不向きは少なからずあります。
社内SEも同じSEからの転職組でも向いていないと転職する人も多いです。
社内SEでの仕事内容は?
ゆうとも
簡単にいうと社内のネット環境を構築したり、サーバーの管理ですね。
ただ、社内SEという位置付けなのでユーザーサポートもやりますし社内アプリのプログラミングも少しやりますね。
Oさん
ゆうとも
実際に作業の割合的にはどの様な割合ですか?
また、社員数が約6000人という事ですが、部署(同じ社内SE)としては何人ぐらいいますか?
部署の人数は15名ほどですね。
Oさん
一応ヘルプデスクとして派遣の方を雇っているのでその方々の管理担当もいますね。
Oさん
社内SEの給料や待遇は?
ゆうとも
私は基本的には土日祝休みでした。
Oさん
そういう場合のために派遣の方々と派遣を管理している社員はシフト制でした。
Oさん
ゆうとも
ちなみにOさんが土日祝に出勤する事はあったんですか?
基本的にはヘルプデスクとして派遣さんがいるので対応してもらうのですが、
ネットワークの問題などはサーバーとネットワークをメインでやっている社員しかわからないので呼び出されます。
朝昼晩関わらず、会社携帯は常に持っていましたね。
Oさん
アプリ系の微修正とかであれば派遣さんでも出来ますし
週明けに対応でも間に合うのですが、ネットワーク系が死んでしまうと運営に関わるので1秒でも早く修復しないといけないですからね。
Oさん
ゆうとも
休日とは言っても呼び出せる可能性があるのは気が休まらないですし。
社内SEの年収は他職種より年収の幅が大きいです。
なぜなら全くIT系ではない企業にも社内SEがあるからです。
金融系の社内SEは年収も高いので、1000万コースの社内SEもいます。
しかし、中小企業であれば年齢別の平均年収よりも低い社内SEもいるのが社内SEの年収事情です。
会社の平均年収によって社内SEの年収も決まると言っても過言ではないです。
また、社内SEは間接部門(直接売り上げをあげない部署)なのでSEやプログラマ、営業職やデザイナーなどよりも年収が低くなりがちです。
なぜ社内SEに転職したの?
ゆうとも
ただ、残業が多く会社に泊まる亊もあって土日出勤も当たり前でした。
Oさん
キャリアプランを考える中でネットワーク系やセキュリティ系に興味があったからです。
社内SEに転職してからは土日に呼び出される事はあっても残業はそこまでなかったので、その点では成功していたと思います。
Oさん
ゆうとも
Oさんが培ったシステム開発の技術も活かす事が出来ますね。
初めはそう感じて自分は「転職に成功した!」と思っていましたよ。
Oさん
社内SEのやりがい
ゆうとも
社内の全ての業務に関わりますしシステムがなければ会社は経営できません。
Oさん
でも、それが給料に反映されないのが悲しいですが・・・
Oさん
ゆうとも
社内SEは本当に経営陣と近いことが多いですからね。
ゆうとも
新しいERPの導入などシステムについては逐一議論をしていました。
Oさんの会社はどうでしたか?
やはりITは今の時代、必ず必要になりますから!
Oさん
社内SEに転職したメリット
ゆうとも
SIer時代でもコミュニケーション能力は必要でしたが、それとは別の力がついたというべきですね!
Oさん
Oさん
ゆうとも
ゆうとも
現場のプログラマーやエンジニアだと経営陣とはなかなか話せないですからね。
そういった経験は次の職を見つける時でも私の長所になりましたね!
Oさん
社内SEに転職したデメリット
ゆうとも
Oさん
ゆうとも
実を言うと、社内SEの私でもその点はデメリットだと感じていますし、他の社内SEも言っていますね。
社内SEはどちらかと言うと運用メインですから。
もちろん、プログラミングもゼロではないですけど。
Oさん
ゆうとも
社内SEからの転職はなかなか難しいと感じる方もいらっしゃいます。
Oさん
ゆうとも
先ほど言った通り、社内SEからの転職は少しだけ難しくなります!
それは技術力を求められるバリバリのエンジニアやプログラマーになるときだけです。
しかし、Oさんの様に元々Slarの経験がある方ですと問題ありませんし、経験がない方でも転職する事は可能ですのでそこまで気にしなくて良いです!
うつ病からどうやって転職した?
ゆうとも
Oさん
Oさん
ゆうとも
Oさん
Oさん
ゆうとも
Oさん
実際に、Oさんが使用した転職エージェントをご紹介しておきます。
2つ使用されたそうですが、どちらも丁寧に接してくれたので、うつ病から復帰が出来たのもエージェントのおかげと言っていました!
【DODA】
業界最大手のリクルートエージェントに次ぐ、第2位の実績を誇るエージェントです。
「DODA」は全国に拠点をもち、全国各地の求人を保有していて、20代から50代まで業界や業種を問わずに対応できるエージェントです。
経験豊富なベテランキャリアアドバイザーが多数在籍していて、どんな業界や職種でも転職サポートをしてくれることが特徴です。
安定感、企業の多さ、対象の広さや実績から、多くの方が信頼しているエージェントです。
社内SEからの転職実績が多い非公開求人を多数紹介してくれたそうです!
まずは無料で転職について相談するところから始めましょう。
書類選考不要で転職活動【MIIDAS(ミイダス)】
ミイダスを使えば、あなたの本当の価値を見出す事ができます。
高精度の適正年収情報を、アプリ上から必要最低限の質問項目に回答するだけで、転職志望者に提供できると言う優れものです。
約200万人も及ぶ年収データベースを保有するパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)だからこそ実現できた、画期的な機能です。
MIIDAS(ミイダス)のもう一つの目玉は他転職アプリにはない機能で、他者の転職状況を客観的なデータで詳しく知ることができます。
・どんな職歴を持っていた人が
・どんな業界の
・どのような職種に転職して
・どのくらいの年収を得られるようになったか
という7万人に及ぶ転職者に関する「ビフォー・アフター」のデータが分かります!
しかも、MIIDAS(ミイダス)なら何と書類選考不要です。
面接が確約された求人企業からのオファーメールしか登録者に届けないというシステムなので、効率的な転職活動ができます。
つまり、たった5分で登録でき、職務経歴書やエントリーシートをその都度作成する手間はいりません。
面接からスタートできる求人情報が届くのを待っているだけでOKです!
たったの5分で自分の市場価値(想定年収)が分かる
求人の自動マッチング機能により探す手間が省ける
面接確約なので、書類が通らない。という精神的負荷の軽減
・5分で診断|アナタの適正年収がわかる【ミイダス】
まとめ
Oさんの様に技術力がある方でも社内SEが天職になるとは限りません。
いくらIT業界のホワイト職種とは言っても向き不向きがあります。
社内SEはホワイトな環境になりやすいのは事実ですし、様々な業務を学べる環境にはいると思います。
ただ、1つの技術を極めたり最新の技術が学べるかというと、それは難しいのも現実です。
なのでこれから社内SEを目指している方は一度、自分のキャリアプランを見直して見てください。
そうすると自分に社内SEがあうかどうかも分かると思います。
ネットの言葉を信じて社内SEは天国だと思って転職しても自分にとっては苦痛な毎日が待っているかもしれません。
私みたいに社内SEに転職して本当によかったと思う人もいると思います。
人生においてお金は必要なのでどうせなら自分にあった仕事でお金を貰うことが本当に豊かな生活を送る第一歩なのではないでしょうか。